登山用腕時計には防水機能や耐衝撃機能、コンパス機能など様々な機能がついていますが、その中でも特に人気の機能が標高が分かる高度計の機能です。
少し前までは高度計の機能がついている登山用腕時計は、非常に高価で手が届かない場合がほとんどでした。
しかし、技術が進歩した今では、安価な登山用腕時計でも標高がわかるようになりました。
この記事では、標高が分かる登山用腕時計を使うメリットとデメリットを両方紹介した後、選び方とおすすめ10選を紹介していきます。
目次
- 1 標高がわかる登山用腕時計を使うメリット
 - 2 標高がわかる登山用腕時計を使うデメリット
 - 3 標高がわかる登山用腕時計の選び方
 - 4 標高がわかる登山用腕時計おすすめ10選
- 4.1 【カシオ】プロトレック PRW-60ECA-1AJR(PRW-60ECA-1AJR)
 - 4.2 【セイコー】プロスペックス ALPINIST(SBEL001)
 - 4.3 【カシオ】ジーショック G-SQUAD GPS(GBD-H2000-1AJR)
 - 4.4 【スント】アンビット3 バーティカル(SS021967000)
 - 4.5 【AOSLSI】腕時計 防水 アウトドア(AOS-1358-blue)
 - 4.6 【ラドウェザー】アウトドア腕時計(lad004)
 - 4.7 【EZON】ハイキングウォッチ(H001H11)
 - 4.8 【SKMEI】デジタルスポーツウォッチ(SKM-1358-BLACK-F)
 - 4.9 【Shanrya】時計 ステンレススチール(Shanrya2hen1r346k-12)
 - 4.10 【セイコー】冒険家 三浦豪太氏監修 デジタルウォッチ 「アルピニスト」(SBEB029)
 
 - 5 まとめ
 
標高がわかる登山用腕時計を使うメリット
標高が分かる
当然のことですが、スマートフォンなどを確認しなくても腕時計を見れば、その場で標高が確認できます。
標高を確認することで登山用の地図で現在地の確認ができるため、安全な登山をする上でこの現在地を正確に把握することは非常に重要です。
また、標高が分かることで現在地を把握し、登山ルートが計画的に進行しているのかが確認できます。
より高度な登山ルートを目指すのであれば、必須の機能です。
登山中級者以上には必須の機能
標高が分かる機能がついている登山用腕時計は高機能であることが多く、他にも防水機能や耐衝撃機能、コンパス機能が備わっている場合が多いです。
これらの機能を使いこなせるようになるのも、標高を把握する必要がある中級レベル以上の登山者です。
そのため、登山初心者がステップアップするためにも必須の機能と言えます。
自身の登山レベルを上げたい場合は、標高が分かるかどうかを基準に登山用腕時計を選んでみてはいかがでしょうか。
防水機能がついている
標高が分かる時計は水深まで測れたり強化防水機能がついていることが多く、登山をする際には大きなメリットになります。
登山道の道中には沢登りや、雪が残っている場所がある場合も少なくありませんし、急な雨に振られることもあります。
その際、防水機能がついていないと時計を一回外すか時計を諦める必要があるため、必要な機能です。
標高がわかる登山用腕時計を使うデメリット
日帰り低山登山やハイキングには役に立たない
標高が分かることが活きるのは、やはり標高が高く少し難易度の高い登山シーンに限られます。
普段の登山が、低山やハイキングが中心であれば、その機能を持て余す可能性が高くなり、勿体無いことになります。
本当に標高が分かる機能が必要なのか、再検討してみましょう。
スポーティーすぎるデザイン
標高が分かる登山用腕時計は、登山に特化しているデザインであり、ゴツゴツしたフォルムであることが多いです。
そのため、タウンユースだけを目的とするには、少しスポーティーすぎる印象を受けるかもしれません。
その理由は、機能が多く搭載されているので、ボタンが多くなったり時計自体が少しゴツゴツしたデザインであることが多いためです。
タウンユースを目的とするなら、標高が分かる程の高機能な登山用腕時計ではなく、他の時計を選ぶことをおすすめします。
標高がわかる登山用腕時計の選び方
文字盤の見やすさ
せっかく標高が表示されているのに、文字盤がごちゃごちゃしていて見えにくいでは勿体無いです。
しかも、登山途中は強い日差しや急な曇り空、急な雨など様々な天候に襲われる可能性があり、常に文字盤が見やすいとは限りません。
そのため、いつ見ても正確な情報が読み取れる程の文字盤の見やすさが確保できているかは、非常に重要なポイントです。
フィット感
登山用とはいえ腕時計なので、付け心地がいいことは非常に重要なポイントです。
ベルトの素材や硬さ、長時間つけていても疲れないかは必ず確認し、できれば試着してから購入することをおすすめします。
少しの違和感でも、長丁場の登山ルートであれば必ず気になってしまい、最悪の場合は外してしまうことにも繋がってしまいます。
そうならないためにも、自分に合った腕時計を選ぶようにしましょう。
エネルギー源は何か
登山用腕時計は常に動いている必要がありますが、普段付けていない場合は、登山中に電池切れを起こし、ただの飾りになってる人もたまにいます。
そのため、電池であれば交換用の電池をリュックに入れておくと安心です。
しかし、ソーラー充電ができるモデルであればその必要はなく、登山中に太陽光を浴びせることで充電になります。
そのため、時計のエネルギー源は何かを購入する前に確認するようにしましょう。
メーカー
標高が分かる登山用腕時計を発売しているメーカーは多く、国内であればカシオやセイコー、シチズンが有名です。
海外メーカーでは、スントやガーミン、ポラール、バリゴなどが有名です。
どこのメーカーも優れた登山用腕時計を発売しており、アナログ、デジタルを問わず、高機能なモデルが近年増えています。
価格帯
標高が分かる高度計機能付きの登山用腕時計は、大体2,000〜高ければ100,000を超えるモデルもあります。
この記事ではもう少し買いやすい、50,000程度のモデルまでを中心に紹介していきます。
標高がわかる登山用腕時計おすすめ10選
| メーカー・製品名 | 重さ | 表示 | ベルト素材 | 
|---|---|---|---|
| カシオ プロトレック PRW-60ECA-1AJR | 69g | アナデジ | ウレタン・ラバー系 | 
| セイコー プロスペックス ALPINIST | 未掲載 | デジタル | シリコン | 
| カシオ ジーショックG-SQUAD GPS | 63g | デジタル | 樹脂 | 
| スント アンビット3 バーティカル | 74g | デジタル | 未掲載 | 
| AOSLSI 腕時計 防水 アウトドア | 76g | デジタル | ポリウレタン | 
| ラドウェザー アウトドア腕時計 | 57g | デジタル |   ウレタン・ラバー系  | 
| EZON ハイキングウォッチ | 65g | デジタル | 樹脂 | 
| SKMEI デジタルスポーツウォッチ | 未掲載 | デジタル | ポリウレタン | 
| Shanrya 時計 ステンレススチール | 未掲載 | デジタル | 樹脂 | 
| セイコー 冒険家 三浦豪太氏監修 登山用 ソーラー デジタルウォッチ 「アルピニスト」 | 53g | デジタル | シリコン | 
【カシオ】
プロトレック PRW-60ECA-1AJR(PRW-60ECA-1AJR)
                           方位、高度・気圧、温度を計測可能なトリプルセンサーを搭載している上級者モデルの腕時計です。
日常生活用強化防水10BARも標準搭載しており、それに加え、-10℃にも耐えられる耐低温仕様になっています。
世界6局対応センサーもついており、海外旅行にももってこいの上位モデルです。
| 重さ | 69g | 
|---|---|
| 表示 | アナデジ | 
| ベルト素材 | ウレタン・ラバー系 | 
【セイコー】
プロスペックス ALPINIST(SBEL001)
                           高度計測機能、気圧計測機能、気圧傾向表示機能、温度計測機能、方位計測機能、登山データ記録機能などあげていくとキリがないほどの高機能です。
他にもワールドタイム機能として、42都市と7大陸最高峰+富士山のデータに対応していたり、フルオートカレンダー機能にも対応しています。
それに加えてパワーセーブ機能やストップウォッチ機能、アラーム機能まで搭載されている上位モデルです。
| 重さ | 未掲載 | 
|---|---|
| 表示 | デジタル | 
| ベルト素材 | シリコン | 
【カシオ】
ジーショック G-SQUAD GPS(GBD-H2000-1AJR)
                           登山に特化したモデルではありませんが、高い性能から高度計測の機能を備えたジーショックです。
耐衝撃構造と20気圧防水が搭載されているので、登山にも十分使えます。
また、ソーラー充電システムを採用しており、登山中に電池切れになるリスクもありません。
スマートフォンとの連動も可能ですので、登山記録も残りモチベーションにつながります。
| 重さ | 63g | 
|---|---|
| 表示 | デジタル | 
| ベルト素材 | 樹脂 | 
【スント】
アンビット3 バーティカル(SS021967000)
                           洗練された無駄のないデザインと、見やすい文字盤が特徴的なこのモデルは、登山だけでなく、トレイルランニングやマウンテンバイクにも対応しています。
GPS衛星からのデータと気圧から高度を計算するため、より正確な情報を得ることが可能です。
専用のアプリをダウンロードすることで、スマートフォンと連動させ、登山記録や日々のトレーニングメニューのカスタマイズができます。
| 重さ | 74g | 
|---|---|
| 表示 | デジタル | 
| ベルト素材 | 記載なし | 
【AOSLSI】
腕時計 防水 アウトドア(AOS-1358-blue)
                           アマゾンで一番のハイコスパなのがこの時計です。
高度計、気圧計、温度計に加え、天気情報まで表示できる多機能モデルにも関わらず、低価格で買いやすいモデルです。
温度計はなんと-10℃〜60℃まで対応しており、どんな厳しい状況下にも対応しています。
| 重さ | 76g | 
|---|---|
| 表示 | デジタル | 
| ベルト素材 | ポリウレタン | 
【ラドウェザー】
アウトドア腕時計(lad004)
                           超ハイスペックな次世代型コンピューターを搭載した、次世代型アウトドア腕時計です。
高度計、気圧計はもちろんのこと、デジタルコンパスにクロノグラフ機能も搭載しています。
3気圧防水も搭載されており、登山に使っても何の問題もありません。
| 重さ | 57g | 
|---|---|
| 表示 | デジタル | 
| ベルト素材 | ウレタン・ラバー系 | 
【EZON】
ハイキングウォッチ(H001H11)
                           ハイキングウォッチという名前からは、想像できない程の高機能が満載のこのモデルは、登山で使っても活躍してくれること間違いなしです。
高度計、気圧計、温度計に加えて、デジタルコンパスも搭載しており、高機能と言えます。
また、IP67防水防塵の機能がついているので、多少の雨や汗には耐えられます。
| 重さ | 65g | 
|---|---|
| 表示 | デジタル | 
| ベルト素材 | 樹脂 | 
【SKMEI】
デジタルスポーツウォッチ(SKM-1358-BLACK-F)
                           オールブラックのデザインが、タウンユースでも使いやすそうなこのモデルは、ハイコスパで初心者にもおすすめです。
高度計、気圧計、温度計に加え、デジタルコンパス機能も標準搭載しています。
5気圧の防水機能もついており、多少の雨の中でも問題なく使うことができます。
| 重さ | 記載なし | 
|---|---|
| 表示 | デジタル | 
| ベルト素材 | ポリウレタン | 
【Shanrya】
時計 ステンレススチール(Shanrya2hen1r346k-12)
                           ステンレススチールに周りを装飾されたデザインは、洗練されており、とてもクールな印象を与えてくれます。
クールなのはデザインだけでなく、高度計、気圧計、温度計に加えて天気の表示も対応しており、高機能でクールです。
ベルトには柔らかいゴム製のリストバンドを採用しており、つけ心地もクールです。
| 重さ | 記載なし | 
|---|---|
| 表示 | デジタル | 
| ベルト素材 | 樹脂 | 
【セイコー】
冒険家 三浦豪太氏監修 デジタルウォッチ 「アルピニスト」(SBEB029)
                           冒険家三浦豪太氏の経験やアドバイスを機能に反映させた、まさに登山用腕時計といったモデルです。
気圧、高度、温度の計測はもちろんのこと、ボタンが引っかかりにくいなめらかなデザインや、現場での使い勝手の良さを追求した上位モデルです。
バンドデザインには、山をイメージした鳥がデザインされており、遊び心を刺激します。
| 重さ | 53g | 
|---|---|
| 表示 | デジタル | 
| ベルト素材 | シリコン | 
まとめ
標高がわかる時計は基本的に高機能モデルが多く、価格の幅がかなり広いので、選ぶことが難しいと思います。
そのため、本当に自分に必要な機能は何かを事前にしっかり把握することで、きちんとした基準を持って登山用腕時計を選ぶことができます。
自分の登山レベルと照らし合わせながら、選ぶようにしましょう。
標高がわかる登山用腕時計の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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