寒くなってくると、サッと取り出して使える電気ひざ掛けは便利な暖房アイテムです。
しかも電気ひざ掛けは、1時間あたりの電気代が2円以下で、コスパが高い暖房になります。
その上丸洗いできる電気ひざ掛けも増えてきて、人気は年々高まっています。
今回は洗濯可能であることはもちろん、各素材やサイズから機能に注目して厳選した洗える電気ひざ掛けを紹介します。
目次
- 1 洗える電気ひざ掛けを使うメリット
- 2 洗える電気ひざ掛けを使うデメリット
- 3 洗える電気ひざ掛けの選び方
- 4 洗える電気ひざ掛けおすすめ10選
- 4.1 【山善】電気ひざ掛け(YHK-CL30F)
- 4.2 【椙山紡織】Sugiyama洗える電気ひざ掛け(NA-055H-GT)
- 4.3 【エレコム】 ブランケット 毛布 ひざ掛け 肩掛け ウォーマー(HCW-BL02BE)
- 4.4 【山善】電気ひざ掛け ポンチョ USBブランケット(YHK-US42-TQ)
- 4.5 【広電】電気毛布 ひざかけ(CWN142G-P)
- 4.6 【コイズミファニテック】コイズミ電気肩ひざ掛け USB ショールブランケット ムーミン(KDH-MN002U)
- 4.7 【コイズミファニテック】コイズミ 電気ひざ掛け MOON
- 4.8 【TOHO】 電気ブランケット USB(RELICIA)
- 4.9 【ライフジョイ】 電気ひざ掛け(JPN121GC)
- 4.10 【パナソニック】くるけっと 電気ひざかけ(DC-H5-T)
- 5 まとめ
洗える電気ひざ掛けを使うメリット
電気代がお得
電気ひざ掛けは、電気ストーブやこたつよりも消費電力が掛からず、電気代が安いです。
1時間あたりの電気代は、電気ストーブでは約25円、こたつでは約15円ですが、電気ひざ掛けは約1.5円で、1日6時間使用しても1カ月270円で済みます。
エアコンと電気ひざ掛けを併用すれば、エアコンの設定温度も低めにして光熱費を節約することもできます。
軽くて持ち運びやすい
電気ひざ掛けの重さは、約500gから1kgまででと軽く、持ち運びしやすく、コンパクトに畳めるため、シーズンオフでの収納場所を取りません。
キャンプやスポーツ観戦などのときには、モバイルバッテリーを使用したUSB給電のひざ掛けなら携帯できて便利です。
洗濯できて清潔
暖かさを持続する電気ひざ掛けは、ダニの好む環境にもなりダニ対策が必要です。
洗える電気ひざ掛けなら、コントローラーを外して丸洗いできるようになっていて、定期的に洗え、付着が気になるハウスダストやダニの心配がなくなります。
コーヒーをうっかりこぼしてしまったときなど、汚れてもすぐに洗濯できます。
洗える電気ひざ掛けを使うデメリット
低温やけど
電気ひざ掛けを40度以上の高温で長時間使用続けると、皮膚が赤くなったり水ぶくれになったりする低温やけどになる恐れがあります。
低温やけどにならないために、体が温まってきたら温度を下げたり、タイマー機能や室温センサー機能がある電気ひざ掛けを選んだりしましょう。
自分で温度調整ができないお年寄りの方や、赤ちゃんに使用するときには特に注意が必要です。
脱水症状
体を包み込む電気ひざ掛けでは、いつの間にか汗をかき、脱水症状が現れてしまう場合もあります。
暑くなり過ぎないように温度設定に注意し、水分補給を忘れずにしましょう。
劣化による火災
電気ひざ掛けを長年使用しているうちに電源コードや電熱線が劣化していき、それが原因でショートして火災が起きる恐れがあります。
定期的に電気コードや配線の状態を確認し、温度調整が効かないなど異変を感じたら使用を停止しましょう。
犬や猫などのペットを飼っている場合、ペットがひざ掛けを噛みついたり、引っかいたりして傷つけてしまう場合があるので注意が必要です。
洗える電気ひざ掛けの選び方
AC電源とUSB給電
洗える電気ひざ掛けには、コンセントに繋ぐAC電源タイプと、パソコンやバッテリーに繋ぐUSB給電タイプがあります。
AC電源
AC電源のひざ掛けは、パワーがあり温まりやすいですが、使用できる場所はコンセントがある場所に限られてしまいます。
使用する場所を考え、コードの長さを購入前に確認しておくと安心です。
USB給電
USB給電は、AC電源よりパワーはやや劣りますが、コンセントの場所を気にすることがないのでオフィスでも気軽に使えます。
パソコンやモバイルバッテリーへ繋げて使用しますが、モバイルバッテリーが別売りになっている場合があり、必要であれば確認してから購入しましょう。
サイズ
洗える電気ひざ掛けのサイズは、ひざから下を覆う60cm×100cmぐらいのコンパクトサイズから、体をすっぽり覆い寝具と兼用できる160cm×140cmぐらいまでのワイドサイズがあります。
オフィスで足が冷えるので使用したい、家でお昼寝のときにも使いたいなど、使用する場所や温めたい体の場所を考えて、サイズを選びましょう。
またボタンを留めてポンチョにしたり、巻きスカートにしたりと使い勝手の良いひざ掛けもあり、サイズといっしょにチェックしておくとよいでしょう。
素材
洗える電気ひざ掛けの素材は、ポリエステルやアクリル、綿、ウールなどの素材が使用されています。
ポリエステル
ポリエステルは価格も安く保温性もあり、肌触りが良いフリース生地などがありますが、静電気を起こしやすい特徴があります。
アクリル
アクリル素材は、柔らかくしわになりにくく、洗濯しても縮みにくいです。
但し吸湿性にやや欠け、静電気も起きやすく毛羽立ちもしやすい特徴があります。
綿
綿は吸水性、吸湿性に優れていて保温性もあり、チクチクとせずサラーとした肌触りですが、洗濯すると縮みやすく乾きにくいです。
ウール
ウールは吸湿性があり暖かく、シワや型崩れしにくいですが、価格はポリエステルよりも高い傾向にあります。
また、洗濯すると縮んで硬くなるため、専用の洗剤で洗濯しましょう。
ダニ対策
ダニは気温が25度から30度で、湿度が60%以上の環境を好みます。
従って電気ひざ掛けはダニが好む環境で多く潜む恐れがあり、ダニ退治を洗濯だけではと心配な方には、ダニ対策できる電気ひざ掛けはおすすめです。
コントローラーを外して、取扱説明書通りの方法でダニを退治し、掃除機でダニの死骸やフンを吸い取れば、ダニを一掃できます。
洗える電気ひざ掛けおすすめ10選
【山善】
電気ひざ掛け(YHK-CL30F)
幅70cm、長さ100cmのコンパクトサイズで、フランネルの生地が柔らかく心地いいです。
ダニ対策に加えて、生地には抗菌・抗ウィルス繊維加工がされていて、タバコ臭やペット臭などを分解してくれる消臭機能もあります。
他にも室温センサーやタイマーオフ機能で、安心快適に使用できます。
【椙山紡織】
Sugiyama洗える電気ひざ掛け(NA-055H-GT)
室温に合わせた温度設定にしてくれるセンサー機能付きで、胸元よりも冷えやすい足元の方の温度が高い頭寒足熱の配線設計にしています。
バックライトのスライド式のコントローラーで暗い部屋でも温度調整がしやすく、約3時間でダニ対策も可能です。
落ち着いたチェック柄は男女問わず使用できます。
【エレコム】
ブランケット 毛布 ひざ掛け 肩掛け ウォーマー(HCW-BL02BE)
カーボンヒーターを採用して全体を均一に発熱し、暖かさを実感できます。
最高温度約45度の3段階調整でタイマー機能もあり、温め過ぎのための低温やけども防ぎます。
薄くて軽いので携帯性に優れ、オフィスや野外などいろんな場所で使用できます。
肩に掛けるときはボタンを前で留めてズレ落ちることもありません。
【山善】
電気ひざ掛け ポンチョ USBブランケット(YHK-US42-TQ)
山善の2022年モデル、USB給電の電気ひざ掛けです。
長さ180cm、幅80cmの大きさで、膝から下を温めることができ、肩に羽織れば、前をボタンで留めてポンチョにもなります。
スイッチを入れたら速熱モードになり10分間高温で温めてくれ、2時間自動OFFタイマーで、消し忘れの心配もありません。
【広電】
電気毛布 ひざかけ(CWN142G-P)
着る毛布として十分な140×140の大判サイズが体全体をしっかり暖めてくれます。
大判ですが、胸元と袖口を留めるボタンがあり、腕も動きやすくしています。
柔らかな肌触りのフランネル生地を使用してより暖かさを感じることができ、スライド式の温度調整が適度な温度にできて、温め過ぎず、冷えを感じさせません。
【コイズミファニテック】
コイズミ電気肩ひざ掛け USB ショールブランケット ムーミン(KDH-MN002U)
ムーミンファンにはもちろん、ファンでもなくてもほのぼのとしてしまうムーミンのイラストのUSB給電のひざ掛けです。
光沢感があるレーヨン素材を使用して、サラッとした肌触りがあります。
オフィスでも使いやすい幅60cm、長さ90cmのコンパクトサイズと、腰巻スカートやポンチョにできるボタン付きの幅80cm、長さ120cmのやや大きめのサイズがあります。
【コイズミファニテック】
コイズミ 電気ひざ掛け MOON
1837年創業のイギリスMOON社の、ウール100%生地を使用したひざ掛けです。
MOON社は約180年ウールを作り続けている伝統と品質で、五つ星ホテルでも使用されています。
トラディショナルなチェック柄は上品で高級感があります。
スライド式のコントローラーで好みの温度にでき、ダニ対策機能もあり安心です。
【TOHO】
電気ブランケット USB(RELICIA)
重量400gで非常に軽い、USB給電のキルティングブランケットです。
中綿が入ったキルティング加工がしてあり、4つのカーボンヒーター熱源が遠赤外線効果で体を温めてくれます。
パソコンに繋いでオフィスワークや在宅ワークに使用、モバイルバッテリーに繋げばキャンプなどの野外活動に役立ちます。
外側生地には撥水機能があり、マジックテープでポンチョにしたり、巻きスカートにしたりして、アレンジ変更が可能です。
【ライフジョイ】
電気ひざ掛け(JPN121GC)
第三者認証制度Sマーク取得済で、安心して使用できるひざ掛けです。
ポリエステル70%、アクリル30%の生地で、保温性があり、22度から40度までの温度調整ができます。
温度設定を中にしても、1時間あたりの電気代は約0.61円で経済的です。
飽きのこないチャック柄は、ベージュ、オレンジ、グリーンの3つの色から選べます。
【パナソニック】
くるけっと 電気ひざかけ(DC-H5-T)
老舗の家電メーカーとして信頼感が高い、パナソニックの電気ひざ掛けです。
マイクロファイバー素材が、柔らかく優しい肌触りをもたらします。
最高44度までの8段階温度設定で、熱くなり過ぎると安全機能が働き電源オフとなり安心です。
幅93cm、長さ155cmの程よい大きさで、洗濯もしやすく手軽に使えます。
まとめ
洗える電気ひざ掛けは、ディスクワークからキャンプまで室内外問わず使用範囲が広がり、1枚あれば非常に重宝するアイテムです。
電気代が上昇し続ける昨今、光熱費対策となる電気ひざ掛けで、寒い冬を乗り切りましょう。
洗える電気ひざ掛けの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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