フリースタイルスキーは、大胆なエアトリックとスリリングなパフォーマンスが魅力的なスキースタイルのひとつです。
一口に「フリースタイル」と言っても様々な種目が存在しますが、すべての種目に共通したメリットやデメリットが存在します。
本記事を一読いただければ、そんなフリースタイル用スキー板の全貌について、詳しく知る事ができるでしょう。
また、記事の後半にてご紹介するおすすめのスキー板12選で、きっと気に入る一枚を見つける事ができます。
目次
- 1 フリースタイル用スキー板を使うメリット
- 2 フリースタイル用スキー板を使うデメリット
- 3 フリースタイル用スキー板の選び方
- 4 フリースタイル用スキー板おすすめ12選
- 4.1 【Armada】フリースタイルスキー板 164(ARV84)
- 4.2 【ZUMA】フリースタイルスキー板 エムアイワイ 173(M.I.Y)
- 4.3 【SALOMON】QST SPARK Aquatic/Flame 150(L47232500)
- 4.4 【ATOMIC】Backland 107(Atomic)
- 4.5 【ATOMIC】フリースタイルスキー板 ベント100 BENT 100 180(AA0029432180)
- 4.6 【LINE】LINE MEN’S BLEND MAPLE FREESTYLE 2024(BLEND)
- 4.7 【Volkl】REVOLT 81 リヴォルト 168(リヴォルト)
- 4.8 【Volkl】REVOLT 86 PICTURE PU 172(リヴォルト)
- 4.9 【K2】MIDNIGHT 169cm
- 4.10 【K2】POACHER 163cm
- 4.11 【K2】SIGHT 179cm
- 4.12 【K2】MINDBENDER 99 Ti W 160cm
フリースタイル用スキー板を使うメリット
フリースタイル用スキー板の最大の魅力は、その自由自在な操作性にあります。
具体的には、高い機動性や素早い反応性があり、これによってジャンプやトリックの際に制御しやすくなっているのです。
また、板自体が軽量かつしなやかな構造となっている為、より容易にエアやスピンを楽しむ事ができます。
さらに、パークやハーフパイプといったエリア用の板もあるので、幅広いスタイルからご自身に合った板を選ぶことも可能です。
フリースタイル用スキー板を使うデメリット
フリースタイル用スキー板は、操作性が高くテクニックを要する種目であるため、初心者にとっては取り扱いが難しく感じることもあるでしょう。
また、板によっては雪質への制約があり、深いパウダースノーでのパフォーマンスが低下する場合もあります。
さらに、板の種類が多すぎるため、製品選びから迷ってしまうこともあるでしょう。
フリースタイル用スキー板の選び方
フレックス
フリースタイル用スキー板のフレックス(しなり)は、かなり重要な要素です。
基本的に、柔らかいものはトリックがやりやすく、硬いものは高速での滑走や着地時の安定性が向上します。
例えば、レールやボックスなどを使用するパークスタイルでは柔らかめで、キッカーを飛びたい場合は硬めの板がおすすめです。
板の長さ
スキー板は、身長や体重に合わせた適切な製品を選ぶことが、滑りやすさに直結します。
具体的には、身長よりもやや短めの板は回しやすくトリック向け、身長よりもやや長めの板は安定感がありジャンプがしやすいです。
また、体重も重要な要素となり、平均より軽い場合は短いスキー、重い場合は長いスキーがおすすめとなっております。
板の太さ
フリースタイル用スキー板の太さ(横幅)も、製品選びにおいて重要なポイントとなります。
まず、細い板はクイックなターンやトリックがやりやすいため、グラトリをしたい方や、ボックスを使いたい方におすすめです。
逆に、太い板になると抜群の安定感を得る事ができるため、高速滑走や大きなジャンプや深いパウダーでの滑走に向いています。
また、中程度の太さはバランスタイプで、様々な条件下において滑走しやすい板となっており、初心者の方におすすめな太さです。
メーカー
フリースタイル用スキー板は各種メーカーから販売されており、それぞれに特徴があります。
例えば、Salomonは技巧派に向けた革新的なデザインで特徴的で、QSTシリーズは万能性が魅力的です。
他にも、K2の板はフリースタイルに特化しており、中でもPressは軽快な操作感が特徴的となっております。
また、Atomicはレーシングからフリースタイルまでスキーヤーを選ばず、実際にBackland FRはパウダーとトリックの両方に対応しているのです。
このように、スキースタイルによるメーカー選びも重要なポイントのひとつとなっております。
価格
平均的なフリースタイル用スキー板の価格は、約50,000円から80,000円程度となっており、この価格帯の板で十分な性能を得る事ができます。
ただし、やはり高価なモデルほど、最新の技術や素材を使用しておりますので、平均価格を踏まえた上で予算を設定すると良いでしょう。
また、フリースタイル用スキー板は新品だけでなく、中古市場でも状態の良いものが販売されていることもあります。
予算やスキーレベルによって異なりますが、適切な価格で良質なスキー板を手に入れ、楽しいフリースタイルスキーを体験しましょう。
フリースタイル用スキー板おすすめ12選
Armada
フリースタイルスキー板 164(ARV84)
こちらは、軽量かつ耐久性に優れている、パーク入門にぴったりのフリースタイルスキー板です。
その機能性の高さは、インジェクションとウッドコアの組み合わせによる芯材によって生み出されています。
また、しなやかな乗り味にも定評があり、パーク内のアイテムを使ったトリックもやりやすい板となっております。
長さ | 164cm |
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タイプ | パーク、グラトリ、ピステ |
ZUMA
フリースタイルスキー板 エムアイワイ 173(M.I.Y)
こちらは、安定性と操作性の両方を兼ね備えた、バランスタイプのフリースタイルスキー板です。
ゲレンデはもちろん、バックカントリーも快適に滑走できるこの板は、しなやかなフレックスと優れたカービング性能の高さが魅力となっています。
また、トップ&テールのキャップ構造によってトーションを強化しており、雪面を捉えやすくなっているのも特徴的です。
長さ | 173cm |
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タイプ | パウダー、ピステ |
SALOMON
QST SPARK Aquatic/Flame 150(L47232500)
こちらは、パークからゲレンデ、さらにはエアトリックにも対応している万能型のフリースタイルスキー板です。
短めの板は非常に回しやすく、直感的な操作性を味わう事ができるでしょう。
また、価格が平均よりもやや低めであるため、これからフリースタイルスキーを始める方にもぴったりな板となっております。
長さ | 150cm |
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タイプ | パーク、ゲレンデ、エア |
ATOMIC
Backland 107(Atomic)
こちらは、長めな板で安定感に優れた、バックカントリー向けフリースタイルスキー板です。
降雪量が少ない日や湿った雪、そして氷上など、さまざまなコンディションに対応している点が非常に魅力的な板です。
芯材にはカルーバとポプラを使用しており、耐久性にも期待できる板となっております。
長さ | 189cm |
タイプ | バックカントリー |
ATOMIC
フリースタイルスキー板 ベント100 BENT 100 180(AA0029432180)
こちらは、重量が軽く汎用性の高さにも優れている、同メーカーでも非常に人気の高いモデルのひとつです。
ゲレンデでのターン性能が高いため、初心者からプロレーサーまで、幅広い層におすすめできる板となっております。
こちらの板は緑・青・白をベースに、まるで雪山に映るオーロラのような芸術性の高いデザインとなっております。
長さ | 180cm |
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タイプ | パーク、パウダー、ピステ |
LINE
LINE MEN’S BLEND MAPLE FREESTYLE 2024(BLEND)
こちらは、自由自在な操作性と直感的なターン性能を味わう事ができるフリースタイルスキー板です。
軽量で耐久性にも優れているため激しいトリックにも耐える事ができて、ストリスフリーな滑走を楽しむ事ができるでしょう。
また、しなやかで衝撃吸収性にも優れた板なので、思わぬ地形の変化にも対応する事が可能となっております。
長さ | 164cm、171cm |
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タイプ | パーク、バックカントリー |
Volkl
REVOLT 81 リヴォルト 168(リヴォルト)
こちらは、板の軽さや反発性、素直な操作性が特徴的なフリースタイルスキー板です。
その扱いやすさから、フリースタイルスキー入門用としてもおすすめな板となっております。
また、マルチレイヤーウッドコアの芯材となっているため、着地に失敗した時のダメージにも耐える事ができる板です。
長さ | 168cm |
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タイプ | パーク、グラトリ |
Volkl
REVOLT 86 PICTURE PU 172(リヴォルト)
こちらは、ディレクショナルサイドカットと、センター部にサイドウォールを組込んだ構造が特徴的なフリースタイルスキー板です。
構造上、ジャンプやバターなど様々な動きに対応しており、スタイルの幅を大きく広げる事ができるでしょう。
また、しなやかでありながら耐久性にも優れているため、心配せずに色々なトリックに挑戦する事ができます。
長さ | 172cm |
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タイプ | エア、グラトリ |
K2
MIDNIGHT 169cm
こちらは、ツインチップスキー板で、様々なスタイルに使用することのできるフリースタイルスキー板です。
フレックスはミディアムとなっているため初心者の方でも扱いやすく、素直な操作性にも定評があります。
また、男女問わずに使いやすいバランス型のスキー板ですので、まずは初めの板として選んでみてはいかがでしょうか。
長さ | 169cm |
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タイプ | コブ、パーク、ゲレンデ |
K2
POACHER 163cm
こちらは、パークからフリーライドまで、幅広いスタイルで滑ることのできるフリースタイルスキー板です。
ハリのあるフレックスと、やや太めなセンター幅によって、深雪から圧雪まで快適に滑走できる万能タイプとなっております。
また、パーク内のアイテム使用時によるダメージにも容易に耐えることのできる耐久性も兼ね備えたスキー板です。
長さ | 163cm |
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タイプ | パーク、フリーライド、ゲレンデ、バックカントリー |
K2
SIGHT 179cm
こちらは、スランダードシェイプと前後のロッカー、ミディアムなフレックスという、まさにオールラウンダーな板となっております。
コンディションを選ばす快適に滑走できるので、滑走ポイントの状況が不明なときにも安心できる板と言えるでしょう。
また、安定性にも優れているので、スピード感のある滑りをしたいといった方にもおすすめな製品です。
長さ | 179cm |
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タイプ | コブ、パーク、ゲレンデ |
K2
MINDBENDER 99 Ti W 160cm
こちらは、チターナルYビームによる安定性と、走破性の高いセンター幅を組み合わせた、操作性の高いフリースタイルスキー板です。
コンディションを選ばず、スピード感のある滑走からクイックなターンを楽しむ事ができます。
より汎用性が高く、よりアグレッシブな滑走を楽しみたい方におすすめな板です。
長さ | 160cm |
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タイプ | ゲレンデ、パウダー |
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