冬は手元が寒くなってしまうことで、ウィンドサーフィンをまともにできない状況が生まれたりします。
そのような中、着けるだけでウィンドサーフィンを冬でも快適に行えるのが、ウィンドサーフィン向けの手袋です。
手が悴んでいると、せっかく楽しいはずのウインドサーフィンも楽しさが半減してしまいます。
今回はそのような状態を防いでいただくためにも、ウィンドサーフィン向けグローブをご紹介していきます。
目次
ウィンドサーフィン向けグローブを使うメリット
手が悴むのを防ぐ
冬の海は、風、空気ともに非常に冷たく、肌が出ている部位は冷えて動かしづらくなってしまいます。
その中でも特に、手はブームを握る必要があるため、その力が減ってしまうとパフォーマンスが大幅に落ちてしまうことでしょう。
グローブをすることで、防風、保温により、手が悴むのを防ぐ効果を生んでくれます。
手マメ防止
ウィンドサーフィンの始めたての頃は手のひらも柔らかく、なおかつ無駄な力を使いがちなため、手にマメができやすくなります。
手マメができてしまうと、痛さによってブームを握ることがしばらくの間困難になります。
グローブは、それを防止する目的としても十分に効果的です。
日焼け防止
ウィンドサーフィンをしていると、日焼けはつきものです。
フルスーツなどでウィンドサーフィンをした場合には、天気が良いと1日で手首と腕で日焼けによる色別れが発生します。
そのような状況を完全に防ぐために効果的なのがグローブです。
グローブを着用することで、完全に日焼けを防止することができます。
ウィンドサーフィン向けグローブを使うデメリット
素手より疲れる
何も抵抗がない状態の素手に比べて、グローブをしていると、手の形が多少なりとも固定されてしまいます。
固定された手の形を握り方に合わせることで、無意識に手に力が入った状態が生まれます。
そうなると、前腕の筋肉が張ってしまうことがあり、ウィンドサーフィンを長い時間できなくなるでしょう。
違和感が多少ある
グローブは素手に対して、生地の分厚さや手とグローブの空洞が多少生まれてしまうことで、ブームを持つ感覚が変わります。
普段と違った感覚のため、慣れていないといつものようなセイリングが難しく感じることがあります。
特に、フリースタイルのようなブームの持ちかえが多い種目には向いていません。
ウィンドサーフィン向けグローブの選び方
形を見て選ぶ
グローブにも指部分が曲がっているタイプ、まっすぐなタイプがあります。
指がまっすぐなタイプは、ブームを握るために、そのグローブ自体を曲げるために無駄な力が入ってしまいます。
そのような力が入っていると前腕の筋肉が張ってしまい、30分もウィンドサーフィンを続けられないでしょう。
そのため、ウィンドサーフィンに使うグローブは、初めから指が曲がっているタイプを選びましょう。
用途に合わせて選ぶ
グローブは、防寒やUVカットなど、さまざまな用途があり、用途によって作りも変わってきます。
防寒であれば、スキン生地で手全体が覆われているもの、UVカットであれば薄手で柔らかいものなど、用途で使い分けましょう。
用途に合わないものを選ぶと、効果を十分に発揮できないものになってしまいます。
フィットしたサイズを選ぶ
グローブは、自分の手にフィットしたものを選びましょう。
フィットしていないグローブは、グローブが手から外れてしまったり、ずれて快適にセイリングができなくなります。
フィットしたグローブは、素手に近い感覚でウィンドサーフィンを楽しむことが可能になります。
基本的に、S、M、Lなどで展開されているため、サイズが心配な方は近くのショップなどで合うサイズを確認すると良いでしょう。
ウィンドサーフィン向けグローブおすすめ6選
【O'Neill】
WIND MITTEN GLOVES(GRP-AO-9890)
ウィンドサーフィン用に出されているミトンタイプのグローブです。
ブームを握った形に最初から模られているため、腕が貼ってしまう心配がありません。
また、3×2mmでスキン生地のため、防寒能力に長けています。
掌は空洞になっているため、ブームを直に握ることが可能です。
【ズマ】
オープンパームグローブ
掌が空いていて、握った形になっているため、疲れづらい冬用のグローブです。
大きく掌部分が開いた作りになっているため、素手でブームを握っている感触で乗ることができるでしょう。
フルスキンの作りのため、冷たい風から手全体を守ることができます。
【MYSTIC】
ラッシュショートフィンガーグローブ
こちらのグローブはショートフィンガーグローブで、手の怪我の防止にぴったりです。
ナイロン生地80%で、柔らかい素材なのが特徴です。
ベルクロが手首部分についていることで、グローブをしっかりと固定できるのもポイントとなります。
こちらは手マメの防止にも最適でしょう。
【DAKINE】
Half Finger Sailing Gloves
DAKINEから出ている、セイラーのために作られたハーフフィンガーグローブです。
掌側にはノンスリップ加工が施されているため、しっかりとしたグリップ力でブームを握ることができます。
また、指先が出ていることで、指も動かしやすい特徴を持っています。
特に、手を傷つけたくない方におすすめです。
【DAKINE】
Full Finger Sailing Gloves
こちらはセイリンググローブで、指全体も覆われているタイプとなります。
指全体を覆われていることから、手の怪我の防止以外にも、日焼け防止の対策も取ることが可能です。
こちらのグローブも、ノンスリップ加工が施されていることで、グリップ力が大幅アップします。
【Fits T4】
3/4フィンガーマルチスポーツグローブ
こちらのグローブは、ショートフィンガーグローブです。
柔らかくて伸縮性の高い素材を利用していることから、フィット感とキツすぎない柔軟性が特徴です。
また、通気性があり、軽量、速乾性で常に快適な状態で着用できます。
怪我の防止や手マメの防止に最適で、ウィンドサーフィン以外のマリンスポーツでも利用が可能なグローブです。
まとめ
グローブはウィンドサーフィン向けでないと、ウィンドサーフィンを快適に行えるかどうかに大きな差が生まれます。
グローブならなんでも大丈夫という思いで購入して、後悔する方は多くいます。
そのような経験をしないためにも、選び方を考えて購入をしましょう。
ウィンドサーフィン向けグローブの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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