ウィンドサーフィンを行っている際に気になるのは、日焼けなどの太陽からの影響です。
もちろん、海の上では日陰はありませんので、日焼けを防止したい方は自分自身で日陰を作る必要があります。
ウェットスーツを着ていても、首元や顔の日焼けは、何も対策をしないと冬でも日焼けしてしまいます。
そのような悩みの解決に非常に有効なアイテムが帽子です。
今回は、ウィンドサーフィン向けの帽子をご紹介します。
ウィンドサーフィン向け帽子を使うメリット
日焼けを防止できる
ウィンドサーフィンは、非常に日焼けをするスポーツです。
海の上では夏以外の冬でさえ、対策をしないと日焼けはしてしまいます。
その際に帽子があれば、日焼けを物理的に抑えることが可能です。
髪の毛が短い男性の方などは、顔や首元だけでなく、頭皮の日焼けを防ぐことができます。
眩しさを抑えられる
ウィンドサーフィンは進行方向以外にも、いろいろな場所に目線を送り、周りを見る必要があります。
日差しが強い状態だと、視界の届く範囲が狭まったりして、周りを見て乗ることが妨げられてしまいます。
その際に帽子があることで、日差しが直接目に入ることがないため、自由に視界を動かすことが可能です。
そのため、より快適にウィンドサーフィンをするためには重要なメリットと言えます。
怪我を防止できる
ウィンドサーフィンは、頭にボードやマスト、ブームなどの固いパーツがぶつかることも稀にあります。
当たってコブができてしまったり、ひどい場合だと縫う必要があるほど切れることもあるでしょう。
帽子をかぶっておくことで、万一頭にウィンドサーフィンのパーツが当たったとしても、怪我を少し抑えられます。
このことから、帽子は最も守るべき部位の頭を守ってくれるアイテムです。
熱中症を防止できる
セイリング中は日差しを常に浴び続けるのがウィンドサーフィンです。
海の上だと海水もかかったりして、自分の体の温度や、汗が出ているかなどに気がつきづらいです。
そのため、夏には知らぬ間に脱水症状や熱中症になってしまうことが多くあります。
帽子をかぶれば日差しを防げるため、熱中症の防止に大きな効果をもたらしてくれるアイテムです。
ウィンドサーフィン向け帽子を使うデメリット
気が散りやすい
帽子をかぶっていると、ウィンドサーフィン中に気が散る場面がたまにあります。
向きがずれてしまってセイリング中に戻したり、風で帽子が飛ばされてしまいそうになることがあります。
そうなってしまうと、自分のウィンドサーフィンに100%で集中して楽しむことが難しくなるかもしれません。
海で見失ってしまう
ウィンドサーフィン中に激しい落ち方をした際に、帽子が飛んで行ってしまうことがあります。
また、激しく飛ばされた際は、自分の位置感覚を少しの時間失ってしまいがちです。
そのため、帽子を探しているうちに帽子が沈んでしまい、そのままなくしてしまう結末も少なくありません。
ウィンドサーフィン向け帽子の選び方
紐がついているものを選ぶ
ウィンドサーフィンに利用する帽子は、あご紐があるものを選びましょう。
あご紐がない普通の帽子でウィンドサーフィンをすると、ほとんどの場合は風で飛ばされてしまいます。
あご紐があれば、風で帽子が飛ばされたとしても、海に落ちてしまうことはありません。
また、海に落ちたときに紐があれば、自分の頭から外れてしまうことも防げるため、紛失防止が可能です。
防水性があるものを選ぶ
ウィンドサーフィン用の帽子を選ぶ際は、防水性の有無が重要となります。
防水性が無いものを利用すると、生地が水を吸ってしまい、重くなってしまいます。
そのような状態の帽子では、ウィンドサーフィンも快適にできません。
そのため、防水性や速乾性の高い帽子を選んだ方が、快適にウィンドサーフィンを楽しめるでしょう。
形は用途で選ぶ
キャップタイプとバケットハットタイプでは、日差しの防ぎ方が変わります。
キャップタイプはツバが長めで、顔の日焼けの防止ができ、日差しを防げるため視界も良好です。
バケットハットタイプは、顔だけでなく後ろ首まで日焼けを防止することが可能で、全体的に日差しを守ってくれます。
そのため、熱中症の防止にも最適でしょう。
このように、帽子をかぶる目的に合わせて帽子の形を選択する必要があります。
ウィンドサーフィン向け帽子おすすめ8選
【Tavarua】
Portable Surf CAP(TM1012)
Tavaruaはサーフハット専門のブランドで、さまざまなタイプのハットを展開しています。
こちらの帽子はキャップタイプで、ツバを折りたためることで、非常にコンパクトな状態で持ち運ぶことが可能です。
また、Tavaruaが独自開発したUVカット用の生地を利用しているため、UPF50+のカットに加え、速乾性に優れています。
【Tavarua】
Sun Shade HAT(TM1006)
こちらはサーフハット専門店のTavaruaの、バケットハットタイプの帽子です。
こちらの帽子は、サンシェードが首元にかけてあることで、後ろの日焼けを徹底的に防止できます。
このサンシェードは、利用しない場合は帽子に備え付けのポケットの収納が可能です。
【FCS】
ESSENTIAL SURF BUCKET HAT
FCSから出ているこの帽子は、バケットハットタイプです。
首掛けは、耳を保護できるような作りになっています。
また、通気と水抜きをしてくれるパネルがあることで、防水性、速乾性に優れています。
ラッシュガードと繋げられるストラップがついているため、落としても紛失を防止することができるでしょう。
【SURF8】
SURF ADVENTURE CAP(82S3U4)
老舗国内サーフギアブランドのSURF8が出すこのキャップは、後方半分がメッシュ生地になっています。
これにより、水が染み込んでしまうことが無いため、常に軽い状態でキャップをかぶることができます。
キャップタイプのウィンドサーフィン用帽子を探している方におすすめです。
【QUICKSILVER】
UV WATER HAT PRT(QSA231716)
有名サーフブランドQUICKSILVERから出ている、UVカットのバケットハットです。
ツバが広すぎないため、視界が非常に良好です。
後ろに大きめのサンシェードがついているため、首元も日差しから守ることができます。
デザインも多種にわたり、海以外にも利用できるアイテムです。
【O’NEILL】
UVP HAT(619-927)
オニールのバケットハットタイプの帽子です。
帽子のサイド部分はメッシュ生地が利用されており、通気性がアップし、快適にウィンドサーフィンを楽しむことができます。
ベルトタイプのあご紐と、首にかける用の紐の2段階で紛失防止に十分対応できます。
【BILLABONG】
SUBMERSIBLE HAT(BD011961)
BILLABONGのサーフハットは、ほかのブランドに比べてツバが少し大きめに作られているのが特徴です。
大きめのツバのおかげで、広範囲で日差しから顔を守ることができます。
サンシェードも備わっていることで、首元の日焼け防止性能も抜群で、日焼けを徹底的に防ぎたい方におすすめです。
【OCEAN&EARTH】
BINGIN SOFT PEAK SURF HAT
オーストラリア発祥のブランドで、東京オリンピックで銀メダルを獲得した五十嵐カノア選手をサポートしています。
そのOCEAN&EARTHから出るバケットハットタイプの帽子は、軽くて速乾性の高い素材を利用しています。
また、あご紐部の耳の位置にはメッシュを利用しているため、聴覚も失われにくいつくりとなっているのが特徴です。
まとめ
日焼け、怪我、熱中症は、対策をしないと体に影響が出やすい症状です。
帽子をかぶるだけでも、このような症状の影響を大幅に減らすことができます。
ウィンドサーフィンを安全に、そして終わった後も快適に過ごすために、一つ持っておくことをおすすめします。
ウィンドサーフィン向け帽子の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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